TikTokで大人気の手遊びダンス「フィンガーダンス」のやり方

若者に人気の短い音楽動画を投稿できるアプリTikTok。その中で曲に合わせて手指を動かす「フィンガーダンス」が大人気です。
通常のダンスと比べて手と指だけでできる身軽さで、振り付けも複雑な部分も少ないため少しの練習ですぐにフィンガーダンスができるのも人気の理由です。
今回はフィンガーダンスの始まりや有名なフィンガーダンスをご紹介します。

1 フィンガーダンスはこうしてトレンドになった
- 1.1 フィンガーダンスは「フィンガータット」の進化系
- 1.2 フィンガータットの特徴的なスタイル
2 フィンガーダンスのやり方を解説
- 2.1 簡単にフィンガーダンスの楽曲音源を探す方法
  - 2.1.1 フィンガーダンスを撮影する際のコツ
- 2.2 フィンガーダンスの踊り方
3 TikTokフィンガーダンス4選をご紹介します！
4 プロの技は鳥肌モノ！本格フィンガーダンス5選
5 まとめ

フィンガーダンスはこうしてトレンドになった

フィンガーダンスが爆発的にトレンドに登りつめたきっかけは、マレーシアのTikTok公式のInstagramで投稿された動画が世界中に配信されたことがきっかけです。
そこから世界中のティックトッカー達が試行錯誤した数々のフィンガーダンスが生まれ、今では子供から大人までたくさんの人が音楽に合わせてフィンガーダンス動画を投稿するようになりました。

フィンガーダンスは「フィンガータット」の進化系

フィンガータットとは、ストリートダンスのパップダンスから飛び出した新たなダンスジャンルで、ここ10年ほどで急速にダンス界に浸透しました。
世界で一番有名なフィンガータットさんは、グラミー賞を何度も受賞している歌手テイラースウィフトさんの「Shake　It　Off」のミュージックビデオに手指を滑らかに動かして、ポーズをとるフィンガータットをしているシーンがあります。
「 Shake　It　Off 」でフィンガータットをテイラースウィフトに教えていた先生が、アーティストのP-Nut(ピーナット)先生です。
P-Nut先生がフィンガータットしている動画がこちら。

さすがプロ！指の動きが人並外れていて尋常じゃないかっこよさです。

フィンガータットの特徴的なスタイル

フィンガータットはエジプトの象形文字のような形になるよう腕を用いて行うダンスで、特徴的なスタイルは2つあります。
「ディジッツ」は曲線的な動きで波を表現する
四角くて直線的な動きが「フィンガータット」
2つのスタイルをまとめて「フィンガースタイル」や「フィンガーダンス」、「フィンガータット」と言われています。

フィンガーダンスのやり方を解説

フィンガーダンス」は誰でも気軽に行えるのが特徴ですが、動きが少し多いので練習は必須です。
「フィンガーダンス」を踊ってTikTokに投稿する方法とフィンガーダンスのコツを解説していきます。

簡単にフィンガーダンスの楽曲音源を探す方法

TikTokのアプリを開き、まずは楽曲を探すためにTikTok画面の下にある左から2番目にある地球儀アイコンをタップして、検索機能から「#フィンガーダンス」と打ち込み検索します。
そして、「フィンガーダンス」動画をTikTok上に投稿しているアカウントのページを開き、画面上のレコードアイコンをタップすると楽曲ページに飛びますので、そこから簡単にフィンガーダンスの楽曲音源を探すことが可能です。
フィンガーダンス用の楽曲が決まったら、楽曲ページの画面下にあるビデオカメラアイコンをタップすると、動画が作成できます。

フィンガーダンスを撮影する際のコツ

フィンガーダンスを撮影する際のコツは速度を2×か速に設定するとゆっくり曲が流れるので落ち着いてフィンガーダンスが出来て、動画再生時にはキレのある動きになります。

フィンガーダンスの踊り方

それでは実際に、手で握り拳を作って、手の甲を外側にし両手の小指同士をくっつけたスタート位置からフィンガーダンスを行ってみましょう。

曲がスタートしたらドラムの音「カッ×4」のリズムに合わせ、左手の親指→右手の親指→左手の人さし指→右手の人さし指の順番で指を開いていき、人さし指を開く時は内側に向けて、両手の人さし指同士をくっつけるように開いていきましょう。
「ドンッ」という音で左手をひっくり返し、手の平を外側に向け両手で長方形を作り「カッ」の音で左手を横にスライドさせて、L字の状態を保ち同じリズムで左手を上にスライドさせ、左手を90度に傾けます。
両手の親指をくっつけた状態を保ち、クルッと右手を回転させて上に手を持っていき指の形をキープしたまま、手の甲が外側になるようにクルッと左上から右下にひっくり返します。この手の形を保った状態で一旦止めます。
右の手の平を内側に、左の手の平を外側に向けて顔の前で四角を作り、人さし指をクロスさせてその状態から指全体を外側にずらし、人さし指を合わせて山の形を作り、合わさった人さし指を離して中指と人さし指を直角にします。
人さし指を閉じ手の平を合わせ、拳を握り手の平が上を向くようにして、ドラムロールに合わせ拳を胸の前につけて、その状態でウェーブを作るように指を開いていきます。
左の人さし指から右手の人さし指まで動かしたら、今度は逆に右手の人さし指から左手の人さし指まで戻り、出来上がった拳の小指同士を軽く打ち付けます。2回ドラムロールが流れるのでそれに合わせて同じ動きを繰り返してください。
手の平をもう一度合わせて、指先が地面と平行になるように合わせ左手から順に、人さし指を地面に垂直に立てて両手の中指をくっつけた状態をキープして、人さし指と中指でハートを作りますがその際他の指をしっかり曲げると綺麗なハートになりますので、そのハートをカメラに寄せてフィンガーダンスは完成です。