YouTubeの動画編集は外部依頼の時代!?外注の相場徹底解説

動画配信サイトYouTube。最近では動画配信者、つまりYouTuberも増えてきて、ますます活気溢れるコンテンツで盛り上がっています。
中には「自分も動画配信してみたい!」と考えている方もいるでしょう。
スマートフォンの普及で誰でも気軽に動画を撮影できるようになったいま、You Tube投稿のためにはじめに立ちはだかる壁は動画編集でしょう。
トーク系の動画では字幕やテロップの挿入、動きの多いおもしろ動画やゲーム実況はもっと様々な技術が必要になっていきます。
初心者の動画編集時間の平均は5分~10分の動画でなんと約8時間もかかるそうです!
この過酷な編集作業で心が折れてしまう人も多いようですが、せっかくいい動画が録画できたのに投稿を諦めるのはもったいないですよね。
そこで頼りになるのが「動画編集を外部に依頼する」方法です。
今回は動画編集を外部依頼するための方法と料金の相場などを徹底解説いたします。
 

クラウドワークスでフリーランサーに依頼する

クリエイターのマッチングサイトは複数ありますが、その中で信頼性の高いサイトがクラウドワークスです。
サイト内で動画編集が出来る人を募集し、応募者の中から気に入ったクリエイターを選んで契約を結ぶことで、仕事を依頼することができます。
依頼する内容の例をあげると…

  • BGMや効果音の挿入
  • サムネイルの作成
  • テロップ
  • カット編集

この例にあげた工程を10分間の動画に対して依頼した場合、平均的な依頼価格の相場は約3000円前後となります。
クラウドワークスに登録しているクリエイターの中には、動画編集歴が長いフリーランスの人や、テレビ局で編集をしていた経験があるプロなども多く見られ、クオリティの高い編集が期待できます。

編集を依頼する際の金額の決め方

編集と一言で言ってもたくさんの工程があります。
上記に書いたように、例えばBGMからカットまで依頼する場合は3000円前後、テロップや字幕のみであれば500円といったように、自分で価格を決められます。
その中でも一番価格が変動する作業内容がカット作業だと言われています。
カット作業というものは文字通り、30分の動画を10分程度に仕上げるため、一部を切り取るという作業になりますが、これには技術も必要ですし、なによりセンスが大事になってきます。
カットするシーンがどれくらいあるかで金額が変動するので、クラウドワークス内にあるカット編集の依頼を参考にして、相場に近い価格を決めていきましょう。

依頼する時に注意すること

便利なクラウドワークスですが個人同士のやり取りでもありますので注意することがあります。

  • 細かく依頼内容を伝える
  • 納期は余裕をもって設定する
  • 修正についても話し合いをする

この3つをよくクリエイターと確認し合い依頼することが大切です。

動画制作会社に依頼する

もっとクオリティの高い動画をYouTubeに投稿したい場合は、動画制作会社に依頼する方法もあります。その場合の流れと相場を解説いたします。

大まかな動画編集の流れ

  1. 動画のカット処理
  2. テロップ作成
  3. エフェクトなどの演出の設定
  4. 効果音やBGM設定

大体の動画制作会社はこの流れで動画を制作していきますが、動画内にアニメーションを挿入したり、オープニングやエンディングなどを作成したりする場合もあります。
制作会社が使用する編集ソフトで一番多いものが「AdobeのPremiere Pro」か「AppleのFinal Cut Pro X」が多く、動画内に挿入するアニメーションなどは「AdobeのAfter effects」を使用して作成する場合がほとんどです。
アニメーションなどの動きの多い動画や企業のPR動画などはAfter Effectsで10秒~30秒の動画を作成していることが多いです。

動画制作会社に依頼した場合の料金の相場

例えば10分の尺の動画で、エフェクトや簡易的なテロップを挿入したエンタメ関連の動画を制作会社に依頼した場合、料金の相場は7万円~となっています。
クラウドワークス等で実績なしのフリーランス動画編集者に依頼した場合は…3千円~5千円で、実績ありのフリーランス動画編集者に依頼した場合は…1万円~5万円になりますので、やはり制作会社に依頼するのは料金が高い傾向にあります。

一概には言えない相場

上記にあげた金額は制作時間や編集時間、動画に求めている質やレベルによって大きく変動しますので、一概には料金の相場をハッキリ言えません。
アニメーションを作成するために使用されるAfter Effectsはレベルの高い編集技術が必要ですし動画のカット作業に時間のかかる場合は、その分料金も値上がりしていくでしょう。
動画制作会社は「基本料金・エフェクト料金・画像挿入料金」といったオプション料金が細かく設定されている場合や、コストパフォーマンスがよくても請け負ってくれる動画制作の尺が3分ほどと短い場合があります。
自分の求める制作会社に出会うためには、問い合わせをしたり見積もりを出してもらうのが確実です。

制作会社に問い合わせして実際に依頼する方法

  1. 制作会社のホームページ上にある「お問い合わせフォーム」や、公式TwitterのDM等で問い合わせをします。
  2. 動画制作会社から今まで制作したサンプル動画などのついた返信がきます。
  3. サンプル動画を視聴して気に入って依頼したい場合、内容や料金などの打ち合わせをします。
  4. 依頼元動画をGoogleドライブのギガファイル便などを使用して共有します。
  5. 最短1日~1週間の自分が希望する日程に合わせて動画制作を依頼します。
  6. 納品されたら編集された動画を確認して問題なければ支払いをし動画制作の依頼は完了になります。

動画編集に大事なこと

編集作業を請け負ってくれるフリーランサーや優秀なソフトも増えてきて、動画編集のハードルは下がり、誰でも「動画編集ができます!」と言える時代になりました。
ですがやはり最もセンスが問われるのは「動画をカットする技術」です。
カット一つで動画の質は変わっていきますので、動画編集を外注した場合には優秀なカットマンを見分けられることが大切になっていきます。
カットする間が悪くないか、動画内の演者の良い部分を活かせているか、動画の素材をきちんと活かせているか等をしっかり確認し、自分にあった優秀なカットマンを見つけて動画のクオリティを高めていきましょう。

今回はYouTubeの動画編集の外部依頼について解説いたしました。
動画編集というのは大変地味な作業ですが、実際に経験してみると時間のかかる大変な作業です。
外部への依頼を上手に利用して動画投稿の効率を上げ、YouTubeの再生回数を増やし、着実に収益を上げていきましょう。

クオリティの高い動画編集には技術が必要となりますが、動画編集以外のYouTube機能を活用することで視聴者を増やすテクニックもあります。
こちらの記事では動画説明欄の活用方法やチャンネルリンクの作り方について詳しく説明しています。

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